環境省より山岳トイレ認証を受けた、日本アルプスの蝶ヶ岳小屋にバイオトイレを設置した事例。標高の高い山小屋のため冬季は閉鎖されますが、2007年から現在まで稼働しており、山小屋の営業期間中に約1万回の使用回数。2007年6月に公的機関により分析した結果によれば、処理水槽では大腸菌が0となっており、化学薬品を使わずとも菌が発生しないことが証明されています。この処理水がトイレを循環して使用されており、クリーンな環境が保たれています。
設置先:中部山岳国立公園 日本アルプス 蝶ヶ岳ヒュッテ(2,677m)
製品タイプ:オーガニックビューⅠ型
稼働期間:2007年4月26日~現在
設置台数:1基(和式+洋式)
使用回数:山小屋営業期間中約10,000回(冬季は閉鎖)
備考:
- 環境省技術実証事業:030-0703 自己完結型バイオリサイクルトイレ オーガニックビュー(生物処理方式)
- 消防庁長官賞受賞(2008年2月)
- 特許:「複合発酵培養液の製造方法」 、「リサイクル型バイオ式トイレ」(出願中)
化学薬品を使用せず大腸菌ゼロを実現。この水がトイレを循環