- M市終末処理場において、既存施設の処理系統の一部を複合発酵工法に置き換えて、従来処理との比較実証試験。【図1参照】
- エアレーションタンクにおける、両方式での臭気強度の比較は表1に示すとおり、複合発酵側の臭気測定値は、活性汚泥側より優れた結果を示しています。
【図1】実証試験の概念(M市終末処理場)
※80%の汚泥の軽減
処理開始5分後の状況:
活性汚泥法(左側)に対し、複合発酵工法(右側)の処理水の浄化速度が速いことが見て取れる。
【表1】臭気強度結果 (従来方式と複合発酵工法での比較)
測定日 | 原水 | 従来方式 (活性汚泥法) | 複合発酵工法 |
1995年12月12日 | 138 | 91 | 15 |
1995年12月18日 | 288 | 144 | 31 |
※計量の方法:規格10.2 株式会社東洋検査センターにより分析